受験勉強でも就職活動でもそうだけど、こんなことがあるのではないだろうか?
・入口のハードルがものすごく高く、入ってしまえば何とかなる
就職や転職などに関しても、あれやこれやと求めすぎであることが非常に多い。
初心者とか業界未経験ということに対し、少々マウントを取りすぎなのでは?
一方で、10年以上働いているベテランに対し、ものすごく甘々の対応だったりする。
こういった状況であれば、仕事を辞めるのが怖くなるのはごく当たり前なのだ。
自分の好奇心の赴くままやるよりも、現状維持することに注力する人が増えていく。
組織でそんな人ばかりが増えていけば、頭から腐っていくことは目に見えている。
転職市場はかなり流動的になったと思うけど、それでもまだ保守的な部分は多い。
企業がそうなってしまう一番の原因は、やはり人を切れないということにあると思う。
現状、経営者はとんでもないリスクを、背負わされるという風に、感じるのでは?
だから、入口のところで徹底的に精査し、この人なら大丈夫と確信するまで取らない。
もう少し、簡単にクビを切るのができれば、人を雇うときのハードルも少しは下がる。
リスクとリターンを天秤にかけてみると、解雇規制はもっと進めても良い気がする。
こんなことを言うと、経営者が横暴になるという危惧を、持つという人も多いだろう。
ただ、そういった会社は、結局のところ、淘汰が進んでいくはずなのだ、と思ったりする。
解雇規制をめぐる議論をしていると、危惧されることとして必ず挙げられることがある。
経営者が横暴を働かせて、特定の人を無理やり辞めさせる、などといったことだ。
でもそんなことは、解雇規制があろうとなかろうと、すでに会社で起きていることだ。
出世競争でどんな醜いことが行われているかは、半沢直樹を例に出すまでもないと思う。
もっと気軽に転職とかできたらいいな~、それは多分、自分の立場が著しく低いからだ。
来たるべき転職活動という恐怖から逃れるために、こんなくだらない文章を書いている。