稼ぐことにフォーカスするのは、圧倒的に正しいという思いは厳然としてある。
ただ一方で、稼いだことを声高に叫ぶ人の、承認欲求なんて本当にどうでも良い。
・金額に見合った価値をちゃんと提供できているの?
・クライアントは本当に喜んでいるの?
・稼いだそのお金はどれくらい社会に還元しているの?
この辺が見えてこないのであれば、ハッキリ言って聞く意味なんてゼロである。
たくさん稼いですごいね!偉いね!ふーん、それで?くらいにしか感じないのだ。
ライターでけっこうな額を稼いでいるけど、文章を読むとなんかイマイチ…。
そういうのを見ると正直言って、あまり尊敬の気持ちが沸いてくることはない。
やり方によってはこれでも稼げてしまうのだな~、という感想しか感じたりしない。
クライアントが潤っているのだろうな~、強く感じたりするのだけれど…。
お金を稼ぐアピールについて、少しだけ正しい面もある!という風に感じたりもする。
日本人はみんな横並び思考で、自分よりも他人のため、という人が圧倒的に多い。
素晴らしい美徳であると思うけれど、それが良くない方向に向いていたりもする。
特にお金を稼ぐということに関して、日本人はもっと貪欲になった方が良いと思うのだ。
頑張れば報われるということが、なかなか感じることができない時代である。
日本が長期停滞に陥ってから30年近く、もはや病気と言っても良いくらいだ。
それがもっと普通に頑張って機能すれば、日本はもっと良くなるはずだと思う。
頑張ればたくさん稼げて大きく報われる、シンプルにそれが実現できる社会…。
それがちゃんと機能していれば、黙っていても経済成長するはずだと思う。