Webライターを仕事にしている人に向けて、言いたいことがあります。
☑ディレクションだとかマーケターとか、早く次のステップに進んだ方が良い!
ライター時代の未熟なわたしは、あまり深く考えずに文章を書いていました。
キーワードをお題として受け取り、それに関して論評する記事を量産していました。
まるで評論家や作家気取りの振る舞いで、いま考えると猛烈に恥ずかしいです。
わたしのような無名の人間の、説教じみた論説なんて誰も聞きたくはありません。
それが許されるのは、有名人とか作家のような、何かで名を為した人だけです。
どんな読者が記事を読むのか、キーワードを検索している裏の意図は何なのか?
そしてそれに対する答えを、先手を打つ形で次々と示していく…。
Webライティングというのは、結局はマーケティングだということに気付きました。
読者の思考を先回りして、角のないような柔らかい文体で導いていく…。
何度も繰り返していくうちに、読者目線の文章が書けるようになりました。
マーケター的な発想になったいま、あらゆる文章が気になって仕方がありません。
誰が誰に向けて、どういった意図で書いていて、何を伝えようとしているのか?
そして、これが明確になっていない文章が、ビックリするくらい多いのです。
ライターで数十万稼いでいる人でも、こういった点がちゃんとできていません。
お題をもらってその周辺のことを、自分の好きなように書いている…。
ここから一歩先に進むためには、しっかりとした意識付けと勉強が必要です。
ずっとライターに留まっていると、このあたりの意識が希薄な人もいたりします。
マーケティング思考が足りなすぎて、これはちょっと…と思ってしまいます。
わたしは文章を書くときに、以下のことを意識するようになりました。
☑誰が誰に向けて、どのような方法で何を伝えようとしているのか?
どんな文章においても、これがハッキリと説明できるのが理想だと思います。
文章にぼやけた部分がなくなり、スッキリ明瞭ですごく読みやすくなります。
セールスライティングの本を読むと、本当にビックリするくらい読みやすいです。
・ネットで女性に売る
・10倍売れるWebコピーライティング
・セールスライティングハンドブック
ちょっと感動してしまうくらい、ものすごくスッキリと読みやすい文章なのです。
マーケティング思考を身につけること…、これが何よりも大切だと思ったりします。